Vol.4 農林水産委員編 岡本みつのり 『ココ』に注目!! 8月9日(月)発信 |
アメリカ牛輸入解禁間近ってホント? 「BSE問題」解決に向けて チョット待った!!
― 「食の安全・安心」確立のため中途半端な決着は許しません ー
政府はBSEに関する専門家及び実務担当者会合報告書を公表しました。その内容はといえば・・・、これが、誠に曖昧なのです。 例えば、「若齢牛」ではBSE反応が出ず、全頭検査対象から除外することで合意したかのような表記があります。しかし「若齢牛」とは生後何ヶ月齢までをさすのか合意されていません。実ははっきり分からないのです。危険部位(脳・脊髄等)については、アメリカ牛は、生後3ヶ月齢以上のもののみ除去すれば大丈夫としていますが、日本では生後 3 、 4 ヶ月齢の牛でBSE感染が認められているのです。ちょうどイラクへの自衛隊派遣で問題となった「非戦闘地域」みたいに、非常に曖昧なことが分かります。 この合意に基いて、アメリカ牛輸入解禁が加速すると言われています。しかし、私は、農林水産委員として、そして医者として、「食の安全性」の担保の観点から、こうした動きは拙速にすぎると考えています。 先月の27日、朝日新聞に「アメリカで自信をもって提供している牛肉は、もちろん日本でも自信をもって提供できる牛肉です。」「あなたは、アメリカン・ビーフを食べたいと思いますか?」と銘うった全面広告が掲載されました。この広告は、アメリカ牛が安全で安心なのだということを訴える、米国食肉輸出連合会が掲載したものですが、この団体はブッシュ大統領(共和党)の有力な圧力団体です。米大統領選前にこの団体からの強力な支援を取り付けたいという思惑が見え隠れするわけです。こうした、米大統領選援護射撃や他の外交懸案(ジェンキンスさん問題等)との取引に、この輸入解禁問題が使われる可能性は否定できません。 『安全保障』は『軍事』だけではありません。『食糧安全保障』という国益を守るため、これからも厳しい目を向けて取り組んで行きたいと思います
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